エイツーシグマ株式会社

Rainbow Genomicsイブニングセミナー

専門家コンソーシアム ― Rainbow Genomicsイブニングセミナー
遺伝性癌スクリーニングおよびファーマコゲノミクス検査における最近の進展 - 現在の米国における臨床的展望


注: 講演はすべて英語で行われます。同時通訳はございません。



第1部 遺伝性癌の臨床診断における次世代シーケンシング(NGS)を用いたマルチ遺伝子検査パネルの最近の進歩
    講師: Lily Servais, MS, LCGC
        上級遺伝カウンセラー、Color Genomics、アメリカ・カリフォルニア州・Burlingame

● 従来の診療における遺伝性癌の検査
* すべての癌の約5〜10%が遺伝性癌症候群と関連しており、その大部分は常染色体優性の形で高〜中程度の浸透率で遺伝します。したがって、現段階において推奨される癌感受性遺伝子の遺伝的検査は、主に家族および個人の癌の病歴に基づくものです。ただし、表現型の多様性、年齢に関連した浸透率、および性特異的な癌リスクがあるので、いくつかのキャリアが見逃される可能性があります。


● 新しい広範な癌スクリーニングアプローチ
* 現在までの臨床実践研究は、これらの高リスク集団および罹患集団に集中しており、したがって、より広範な集団における遺伝子検査の臨床的有用性は、まだ完全には定義されていません。 これに対処するために、我々は低コストて手軽にアクセスできる遺伝性乳癌、卵巣癌、子宮/子宮内膜癌、大腸癌、黒色腫、膵臓癌、前立腺癌、および胃癌のための30遺伝子のNGSパネルを開発し、検証しました。

● 最近の中国および他のアジアの集団を含む複数集団の癌スクリーニング結果の最新情報
* ここでは、この遺伝子検査を受けた個人の結果を報告し、米国人とアジア人の両方で高頻度のアレルと癌の表現型の関連性を含む病原性変異体の頻度とスペクトルに関するデータを提供します。

● 遺伝性癌の遺伝子検査およびスクリーニングに関する現在の勧告に及ぼす潜在的な影響
* 私たちはまた、アメリカ国立総合癌ネットワーク(NCCN)によって提供される現時点で推奨される遺伝的癌リスクに関する遺伝子検査およびスクリーニングに関する結果を評価しています。



講師の経歴
講師のLily Servais, MS, LCGCは、Color Genomics社の上級遺伝カウンセラーです。 サンフランシスコのベイエリアで遺伝カウンセラーとして2010年から務めており、遺伝性癌を専門としています。 Color社に入社する前に彼女は、El Camino病院のゲノム医学研究所の遺伝カウンセラーの代表でした。
彼女は、ウィスコンシン大学マディソン校で遺伝学と生物学の学士号を取得し、カリフォルニア州立大学Stanislausの遺伝カウンセリングの修士号を取得しました。 彼女の研究はCancer誌、Journaol of Community Genetics誌、ASCO Annual Meeting Proceedings誌に掲載されています。 彼女は現在、カリフォルニア州オークランドの在住です。



第2部 個別化医療のマネジメント - ファーマコゲノミクス検査を臨床診療に導入することによる臨床上の利点の洞察
    講師: Ryan Gregg, Ph.D.
        医学リエゾン、OneOme、アメリカ・ミネソタ州・Minneapolis

● ファーマコゲノミクスの基本原理の紹介
* 患者の病状を治療するために、適切な投薬と用量を選択することは、医師が行う最も重要な決定の1つですが、最も一般的に処方された投薬の多くは、ある患者集団には効果的に機能しません。ファーマコゲノミクスは、特定の遺伝子変異が異なる薬物の代謝および作用機序に及ぼす影響の基礎をなす科学であり、薬理ゲノム学検査により、医師は投薬の毒性のリスクの増大、有効性の欠如、または副作用のリスクについて深い理解ができるようになります。

● 心臓病学、精神医学および腫瘍学の診療における現在のファーマコゲノミクスの応用
* 心臓病学、精神医学、および腫瘍学における薬理ゲノム学的な変異の影響を受ける薬剤に注目し、支持する臨床的証拠を提示します。

● 臨床症例研究
* ファーマコゲノミクス検査が投薬の選択と用量の最適化のために有益な患者の症例を提示します。

● 医師がファーマコゲノミクスを応用して処方するためのサポート
* OneOmeのRightMedファーマコゲノミクス検査の実施に関心を持つ医師が利用できる様々なサービスについて議論します。OneOmeの独自の医療従事者用ウェブポータルと、Rainbow Genomicsのリアルタイムサポートの併用についても提示します。


講師の経歴
Ryan Gregg博士はOneOmeの医学リエゾンであり、OneOmeのアメリカ国内、および国際的なフィールド医学要員として務めています。 ミシシッピ大学で法化学の優等学位とともに理学士号を取得しました。 またテンプル大学フィラデルフィア校医学部の薬物乱用研究センターから薬理学において博士号を取得しました。そこでの博士論文では、薬物乱用障害の治療のための前臨床創薬および開発に焦点を当てていました。
Ryanの臨床経験として、精神医学、血液学、および腫瘍学における学術的および製薬企業における研究を含みます。 彼のOneOmeにおける2つの主な責務は、ファーマコゲノミクス検査による投薬管理についての臨床医師の教育とトレーニング、およびOneOmeのMedical Affairs&Clinical Trialsチームの一員として、進行中のの臨床試験に対し、腫瘍学および疼痛管理におけるRightMedファーマコゲノミクス検査を用いた調査を提供することです。



データ提示と症例研究
● 第1部
* 最近の全世界の癌スクリーニングデータ、その中にはアジアの患者からのデータ、特には香港の早期検査結果が含まれます。
* 世界中で検出された順イールドおよび遺伝子変異のレビュー
* 将来のガイドライン開発への潜在的な影響を解説

● 第2部
* 340種の薬剤をカバーする22種の遺伝子の包括的スクリーニングの利点の概要
* 心臓病学、精神医学、腫瘍学の臨床例のレビュー
* 薬剤を処方する際に医師をリアルタイムにサポートするための高度ウェブポータルの使用




セミナー名: 遺伝性癌スクリーニングおよびゲノム薬理学検査における最近の進展 - 現在の米国臨床的展望
日時: 6月21日 夕刻 (詳細は当選者におってお知らせします。) *(時刻など、発送前要修正)
場所: 順天堂大学 (詳細は当選者におってお知らせします。) *(詳細部屋名、地図つけるか、発送前要修正)

内容: 【第1部】「遺伝性癌の臨床診断における次世代シーケンシング(NGS)を用いたマルチ遺伝子検査パネルの最近の進歩」

    時間: 講演 40分間、質疑応答 10分間
    講師: Lily Servais, MS, LCGC
        上級遺伝カウンセラー、Color Genomics、アメリカ・カリフォルニア州・Burlingame


    【第2部】「個別化医療のマネジメント - ファーマコゲノミクス検査を臨床診療に導入することによる臨床上の利点の洞察」

    時間: 講演 40分間、質疑応答 10分間
    講師: Ryan Gregg, Ph.D.
        メディカルサイエンスリエゾン、OneOme、アメリカ・ミネソタ州・Minneapolis



主催: 順天堂大学、Rainbow Genomics社

    対象者:   遺伝性癌スクリーニングあるいは薬理ゲノム学に関心を持つ医療従事者等
    募集人数:  10名 (要参加申込 先着順) (先着10名の方に詳細案内をさしあげます。) *(発送前要修正)
    参加費用:  無料
    申込方法:  オンライン (https://www.a2sigma.co.jp/***/) *(発送前要修正)
    申込期限:  6月19日(火) ※定員になり次第、期限前でもお申し込みを締め切らせていただきます。 *(発送前要修正)

<本セミナーに関するお問い合わせ先>
エイツーシグマ株式会社 03-6715-9960 info@a2sigma.co.jp *(発送前要修正)

以上

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